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「江戸時代の誰かが聞いていた音」和時計を見に来て 新天町の再開発で店は一時移転へ 福岡

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一般
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2026年6月11日 16:40
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データ確認日時
2026年6月11日 18:28

動画概要

6月10日の「時の記念日」に合わせて、福岡市・天神の時計・宝飾店で「江戸時代の和時計」の展示が始まりました。天神ビッグバンの再開発期間中に店が移転するため、次に見ることができる日は決まっていません。

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福岡市・天神の新天町商店街にある時計・宝飾店「ハナブサ」で、9日から展示が始まったのは江戸時代の「和時計」5つです。

■平石千夏記者
「こちらには、文字盤が円ではなく縦に並んだものや、やぐら型の箱の上に時計が載ったものなど、日頃は見られない時計が並んでいます。」

「和時計」とは、日の出と日の入りを基準に、昼と夜をそれぞれ6等分して時を刻むもので、日の長さに合わせて時間の進む速度を変えられる仕組みになっています。

■ハナブサ・衛藤憲太郎 社長
「重りが下がることによって歯車が動く。(分銅を)外側に持ってくると振れが遅くなるんですね。昼の長さが夏は長いから、振れを長くしてゆっくり重りを下ろす。これによって、夏の時間を計ることができる。一番は、私はこの音なんです。この音は、江戸時代のどこかの誰かが、まさしく聞いていた音なんですよ。江戸と同じ体験をここで味わってもらえる。」

■訪れた人
「まさか、福岡でこれだけのものが見られるとは思っていなかった。時計は(針が)回るものなのに、この時代は回っていないですもんね。縦に動いたり。そういう時間の概念も違うと思いますし。」

和時計の展示は、およそ1400年前、天智天皇が水時計で時を計り、人々に時を知らせたと伝えられていることに由来する「時の記念日」に合わせて、数年ごとに行われています。

しかし、次の展示の時期は決まっていません。

■衛藤社長
「新天町が来年、再開発をするという計画で今、動いています。時期がまだはっきりはしませんが、いずれにしても再開発後しばらくは、いったん建て替えますから、見せる場所がなくなるんです。」

ハナブサがある新天町商店街は、福岡市中心部の再開発推進プロジェクト「天神ビッグバン」によって、隣接するパルコの建物と一体的に再開発が進められる計画があります。

店は来年、一時的に別の場所へ移転する予定です。

しかし、移転先は決まっておらず、衛藤社長は十分なスペースが確保できなかった場合、和時計を展示することは難しいと考えています。

その場合、和時計の展示は新天町商店街の再開発後となるため、いつになるか分かりません。

■衛藤社長
「この音を聞いた方が、その時(再開発後)に『また、この音に出会えた、ありがとう』と言ってもらえるようにしたいなと。本当に心温まる、どこからも笑い声が聞こえる、そういう街にしていきたいと思っています。そのシンボルみたいなものですね。」

次に見ることができる日が決まっていない和時計の展示は、6月13日まで、新天町商店街の時計・宝飾店ハナブサで行われています。入場は無料です。

※FBS福岡放送めんたいワイド2026年6月9日午後5時すぎ放送

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