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【福井保夫 近鉄】津山商高から松下電器を経て1974年いの一番くじを引き当てたバファローズが山口高志を回避し1位指名し会場を騒然とさせた。このドラフトは福井・山口両投手明暗分かれる結果となる
- Video Type
- 一般
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- 2026年5月21日
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- データ確認日時
- 2026年5月28日 19:35
動画概要
福井保夫選手は、津山商高から社会人の松下電器を経て、1974年ドラフト1位で近鉄バファローズに入団した右腕投手である。この年のドラフトで近鉄は、最大の目玉の同じ松下電器の剛腕・山口高志投手ではなく、福井選手を1位指名したことで大きな話題となった。結果的に山口投手は阪急へ進み、新人王を獲得して黄金時代を支える存在となったため、「なぜ近鉄は山口ではなく福井だったのか」という話題は今なお語られることが多い。
福井選手は岡山県出身。津山商高時代から本格派右腕として知られ、松下電器では派手さよりも安定感を評価され、近鉄からドラフト1位指名を受けた。だが同じチームには、150キロ級の速球で“村山実二世”とも呼ばれた山口高志投手がおり、世間の注目はどうしてもそちらに集まっていた。近鉄は即戦力としての総合力や将来性を見込み福井選手を選択したが、後年振り返れば大きな分岐点となったドラフトでもあった。
1975年、福井選手はルーキーイヤーから一軍デビュー。10試合に登板し1勝、防御率2.86と物足りない成績を残した。一方で阪急入りした山口高志投手は1年目から12勝を挙げて新人王を獲得。日本シリーズでも圧倒的な速球を武器に活躍し、一気に球界を代表するスターへ駆け上がっていく。福井選手にとっては、常に“比較される宿命”を背負うプロ人生の始まりだったとも言える。
その後の福井選手は故障や層の厚い投手陣との競争もあり、一軍定着には苦しんだ。1976年以降は登板数が減少し、主に二軍生活が続く。それでも地道に腕を振り続け、1981年には中継ぎとして一軍で一定の役割を果たした。豪快な奪三振型ではなく、コーナーを丁寧に突き打たせて取る投球が持ち味。派手さはなくとも、首脳陣からは便利屋的な存在として重宝された。
当時の近鉄は鈴木啓示投手を中心に、井本隆投手や山口哲治投手ら実力派が揃っていた時代であり、一軍争いは非常に激しかった。その中で福井選手はしぶとく現役を続けた苦労人だった。
1983年オフには交換トレードで広島へ移籍。しかし新天地では大きな結果を残せず、1984年限りで現役を引退した。通算成績は43試合登板、2勝3敗1セーブ。数字だけを見ると地味な存在かもしれない。しかし“山口高志を指名しなかった近鉄ドラフト”の象徴として、今なお球史に名前が残る投手でもある。もし近鉄が山口投手を獲得していたなら、球団史は変わっていたかもしれない――そんな“if”を語られる存在となったのである。
福井選手は岡山県出身。津山商高時代から本格派右腕として知られ、松下電器では派手さよりも安定感を評価され、近鉄からドラフト1位指名を受けた。だが同じチームには、150キロ級の速球で“村山実二世”とも呼ばれた山口高志投手がおり、世間の注目はどうしてもそちらに集まっていた。近鉄は即戦力としての総合力や将来性を見込み福井選手を選択したが、後年振り返れば大きな分岐点となったドラフトでもあった。
1975年、福井選手はルーキーイヤーから一軍デビュー。10試合に登板し1勝、防御率2.86と物足りない成績を残した。一方で阪急入りした山口高志投手は1年目から12勝を挙げて新人王を獲得。日本シリーズでも圧倒的な速球を武器に活躍し、一気に球界を代表するスターへ駆け上がっていく。福井選手にとっては、常に“比較される宿命”を背負うプロ人生の始まりだったとも言える。
その後の福井選手は故障や層の厚い投手陣との競争もあり、一軍定着には苦しんだ。1976年以降は登板数が減少し、主に二軍生活が続く。それでも地道に腕を振り続け、1981年には中継ぎとして一軍で一定の役割を果たした。豪快な奪三振型ではなく、コーナーを丁寧に突き打たせて取る投球が持ち味。派手さはなくとも、首脳陣からは便利屋的な存在として重宝された。
当時の近鉄は鈴木啓示投手を中心に、井本隆投手や山口哲治投手ら実力派が揃っていた時代であり、一軍争いは非常に激しかった。その中で福井選手はしぶとく現役を続けた苦労人だった。
1983年オフには交換トレードで広島へ移籍。しかし新天地では大きな結果を残せず、1984年限りで現役を引退した。通算成績は43試合登板、2勝3敗1セーブ。数字だけを見ると地味な存在かもしれない。しかし“山口高志を指名しなかった近鉄ドラフト”の象徴として、今なお球史に名前が残る投手でもある。もし近鉄が山口投手を獲得していたなら、球団史は変わっていたかもしれない――そんな“if”を語られる存在となったのである。
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