ステージ4のがんと闘う21歳YouTuber一心、「人生最後の抗がん剤治療」を開始 「僕は生きたいから頑張ります」
6月11日、骨肉腫との闘病録を発信する21歳のYouTuber「isshin CH」(登録者数5万人)の一心が、「人生最期の治療開始」と題した動画を公開し、医師から治らないと宣告される中で「人生最後の抗がん剤治療」が始まったことを報告しました。
高校2年生で「120万人に1人」の骨肉腫を発症
一心ががんと診断されたのは高校2年生の夏。骨にできる悪性腫瘍「骨肉腫」で、発症するのは120万人に1人、年間200〜300人程度とされる希少ながんでした。
一心が動画を初投稿したのは、高校3年生だった2023年8月。動画では、闘病で将来への不安を強く感じた経験から、自身が回復していく姿や成功体験を見せることで視聴者を勇気づけたい、笑顔にしたいという思いを開設の理由として語っていました。
闘病の経過報告を中心とした動画はTikTokやインスタグラムでも発信され、TikTokのフォロワーは16万人を超えるなど、多くの応援を集めています。
2024年6月に公開された動画によると、高校1年生の2月頃から腰に痛みが出始めたのだとか。骨肉腫は手足や関節にできやすく、腰に発症するのは珍しいため、ヘルニアや「腰に水が溜まっている」など別の診断が続き、判明までにおよそ半年を要したといいます。
当時クラブチームでサッカーをしていた一心は、当初の違和感が次第に強い痛みへと変わり、最後の1〜2カ月は「もうもだえ苦しむレベルでしたね」と回想。「普通の痛みって大体収まるんですよ」「がんの場合は違うんです。どんどん悪化していきます」と語っています。きっかけは学校の友人から「骨のがんって痛みとかどんどん進行するらしいよ」と言われて検査したことで、そこで骨肉腫が判明しました。
腰への発症だったため、手術をすれば「一生足が動けない」と宣告され、一心は神経を温存できる重粒子線治療を選択。転移・再発の確率が20%ほど高くなるリスクを承知のうえでの決断でしたが、高校3年生の12月〜1月頃にステージ4の転移が判明し、右足の転移部分の切除手術と抗がん剤治療を受けることになりました。
2025年6月に複数転移が発覚「一生抗がん剤をやる」
2025年6月24日、一心は複数箇所へのステージ4転移が発覚し、抗がん剤治療に臨むと報告。「あと半月生きてられるかわからない」としながらも、「1日でも長く生きれるように、決めたからには努力をしようと思います」「治すの無理って言われてもぶっ倒してやる。絶対に勝つ」と覚悟を語りました。
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