和歌山県警に批判殺到 YouTubeで公開された悪質あおり運転に何も対応せず

6月26日、交通教育系YouTuberの「綾人サロン」(登録者数33万人)がYouTubeを更新。先日取り上げた悪質な煽り運転について、警察が何の対応もしなかったとして、和歌山県警の怠慢ぶりを批判しました。

「過去イチレベルの凶悪なあおり運転」を紹介

綾人サロンは、「日本唯一の交通教育YouTuber」を名乗る人物で、大手運送会社で初任大型運転士の指導員を務める傍ら、視聴者から寄せられた煽り運転や危険運転などのドライブレコーダー映像を紹介しています。

綾人は21日、「過去イチと言って良いレベルで凶悪なあおり運転」として、和歌山市内で撮影された映像を紹介しました。

その中では、ホンダのオデッセイとみられる黒い車が、原付に対して急ブレーキと蛇行運転、幅寄せを繰り返すあおり行為をおこなっていました。原付は脇道に入って難を逃れましたが、オデッセイはターゲットを撮影者の車に変更。あおり運転を受けた撮影者は車の中から110番通報し、走行場所や進行方向のほか、黒い車にはフロントのナンバープレートがついていないことなどを伝えていました。

警察は何も対応せず

26日、綾人は「オデッセイの煽り運転の件ですが 警察は対応しないそうです!【和歌山県警から回答がありました】」と題する動画を公開しました。

綾人によると、撮影者はその後、和歌山県東警察署を訪れ、ドライブレコーダーの映像を警察官に見せたとのこと。ところが、警察官は「私には距離を取って走っているように見えます」との見解を述べ、問題にしなかったそうです。

撮影者は綾人に対し、

ベッタベタにくっついてきている。追突をしにきている。急ブレーキを繰り返し行い、非常に怖いと感じて通報したのですが、こんな回答をいただくとは思っていませんでした

とのコメントを寄せています。

撮影者の車にはあおり運転がなかったとする一方で、警察官は、「原付に対してはあおり運転をしているかもしれない」と発言していたとのこと。ただし、調書を取るなどの手続きは何もしなかったそうです。

撮影者はあおり運転の被害を受けた後、問題の車と思われるオデッセイを発見し、写真や映像のほか、ナンバープレートの番号を記録していました。警察署ではこのことを伝えたものの、警察官は「ナンバープレートの番号を聞いてメモを取っただけ」だったのだとか。

ナンバープレートを表示しない車両は道路運送車両法違反に当たりますが、警察官は、このことにも言及はなし。オデッセイはフロントガラスに検査標章(車検シール)を貼っていないように見受けられましたが、それにも言及はなかったそうです。

YouTube

和歌山県警の怠慢ぶりに批判が殺到

この警察の対応について綾人は、

非常に残念な話ですね。私としてもこれはさすがに警察の怠慢なんじゃないかと思います。あっけに取られてしまったというのが率直な感想です

とコメントしたほか、「警察の対応がお粗末すぎないか?」「あまりにもひどいんじゃないかな」と批判。道路運送車両法違反に当たる車検シールの非表示に警察官が気づかなかったのであれば「かなりヤバい事案」だと指摘しました。

今回のドライブレコーダーの映像は、26日にテレビ朝日の番組で取り上げられており、他2局からも使用の依頼が届いているとのこと。綾人はテレビで取り上げられることで警察の対応が変わる可能性があるとして、「まだ希望は捨てないんでいいんじゃないかなと思います」と視聴者に呼びかけました。

この動画のコメント欄には5000件以上のコメントがあり、

和歌山県警の対応最低ですね。失望しました

急発進、急ブレーキ、蛇行運転、ナンバープレート不備。これが安全運転に見えるなら警察の看板外せよ。

和歌山県警は警察として機能していないと

テレビ局が動いたら、慌てて動き出すのが無能な警察

ナンバー外しが公認されました

など、和歌山県警を怠慢だとする声が大量に寄せられています。