VTuber家長むぎ、なりすまし騒動受け注意喚起 視聴者には冷静な対応求める

にじさんじ所属VTuber「家長むぎ」(登録者数28万人)が、自身のなりすまし騒動を受け、注意喚起を行うとともに、視聴者に向けなりすまし犯への攻撃をやめるよう呼びかけました。

“裏垢”が拡散されるも、なりすましだと発覚

騒動の発端は4月10日、晒し系YouTuber「ポケカメン」(同64万人)がXに、家長むぎのなりすましとみられる人物について投稿したことに始まります。「事実確認済み」として関連する画像や動画を公開し、にじさんじ運営に事実確認を求めました。さらに女性インフルエンサーの「地雷チャン」(同8万人)は、当該アカウントの人物と約3年前から友人関係にあり、リアルで交流を重ねてきたと証言。ディズニーへの旅行や複数回のカラオケなど実際に会って過ごした経験を挙げ、「本人でなければ知り得ない情報が多かった」と説明しました。

しかし同日、にじさんじを運営するANYCOLOR株式会社が公式サイトで声明を発表。「『家長むぎ』を騙る上記の人物は、『家長むぎ』本人とは一切関係のない別人であることを明言いたします」と完全否定しました。このほかにもなりすましが複数件確認されたと指摘すると、「当該なりすまし関係者に対し、毅然とした対応を実施してまいります」と厳しい姿勢を示しました。

これを受け、11日には地雷チャンが謝罪動画を投稿。「私が3年間仲良くしてたのは誰」と困惑を見せました。翌12日にはポケカメンもXにて正式に謝罪。地雷チャンがなりすまし犯と実際に対面して謝罪を受けたといい、50人以上のインフルエンサーを騙していたことも明らかになったと報告しました。

攻撃をやめるよう呼びかけ

家長は13日、YouTubeチャンネルにてライブ配信を実施。冒頭、昼夜問わず対応してくれたマネージャーや、迅速に声明を出した運営、心配してくれたライバー仲間、そして土日の間そばにいてくれた妹への感謝を述べるとともに、土日の間は穏やかに過ごせていたと落ち着いた様子で話しました。

ANYCOLORからの声明にもあるようになりすましは複数存在しており、2025年5月にもなりすましについて注意喚起のリツイートを行っていたとのこと。なりすましの数は複数に上るとし、家長は呆れ交じりの心境を語り、公式アカウント以外はすべて偽物であると改めて断言し、注意を促しました。

一方で、なりすまし犯に対する攻撃や、攻撃を扇動するような投稿は絶対にやめてほしいと強調。誰であっても誰かにとって大切な存在であり、攻撃して良い人間はいないという考えを示しました。そうした行為は自身が最も望んでいないことだとし、相手の不安をあおるような言動も控えるよう視聴者に求めています。なりすまし等の問題については、にじさんじ運営への通報で対応するよう呼びかけました。

また、なりすましを行っている人物に対しても、こうした行為をやめるよう切実に訴えました。

今後は言及しないことを明言

他にも、自身の友人関係が非常に狭いことに触れた家長。なりすましが広範囲にリアルの人間関係を構築していたことへの対比として、視聴者に安心してほしいという意図があったとみられます。プライベートの友人はごく少数であると明かす一方、同じくVTuberをしている友人は多いとして、今回の一連の出来事を通じてその存在のありがたさを実感したと話しました。

また、この配信以降は基本的になりすましの話題には触れないと宣言。ただし、触れないからといってなりすましの内容が事実であるという意味ではないと念を押し、引き続きにじさんじ運営と相談しながら対応していく方針を示しています。

最後に家長は、視聴者に向け、この配信を受けて再び議論に発展しないでほしいと重ねて訴えました。自分が視聴者を守る立場であるとしたうえで、マネージャーや運営も守ってくれているので安心してほしいと呼びかけ、配信を締めくくりました。

コメント欄では「私たちは家長むぎが大好きだよ」「むぎちゃんがこの先ずう〜っと幸せなまま活動できますように」「むぎちゃん配信ありがとう。全人類がコンプラ研修受けれればいいのにね」など、応援のメッセージが数多く寄せられています。

(一部内容に誤りがありましたのでお詫びして訂正いたします)

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