「事故物件住みます芸人」が殺人事件現場を心霊物件としてYouTubeで紹介 遺族が悲痛な訴え 「自分の娘を幽霊にされてどう思いますか?」

「事故物件住みます芸人」として活動している「松原タニシ」(登録者数8万人)が、殺人事件の被害者宅を心霊物件として紹介していたとして、遺族から依頼を受けた「懲役太郎」(同49万人)が動画の削除を呼びかけました。

殺人事件の被害者宅を心霊物件として紹介

松竹芸能に所属している松原は、「事故物件住みます芸人」として活動しているお笑い芸人・YouTuberです。

2012年にテレビ番組『北野誠のおまえら行くな。』(エンタメ~テレ)の「若手芸人を事故物件に住ませて幽霊が出たらギャラがもらえる」という企画に挑戦したのをきっかけに、今の活動スタイルが確立。現在までに大阪、千葉、東京など数々の事故物件に住んでおり、自身の体験を元にした『事故物件怪談 恐い間取り』(二見書房)は映画化もされています。

2021年10月、松原は自身のYouTubeチャンネルに「【1軒目】大阪最恐の事故物件!交通事故に逢い、後輩まで巻き込んでしまう大事件に…」と題した動画を公開しました。この中で松原は「住み始めた1件目の事故物件」として、「大阪のこの界隈で最も“曰く”があると言われているマンション」を紹介。同マンション内で発生した殺人事件や女性の霊が目撃される噂を取り上げ、自身が体験した怪奇現象を説明していました。

遺族が悲痛な訴え「自分の娘が幽霊にされてどう思いますか?」

今月4日、VTuberの懲役太郎がサブチャンネルに「松原タニシさんにお願いです」と呼びかける動画を公開しました。

懲役太郎によると、松原が紹介していた物件が、2005年11月に大阪市浪速区で発生した殺人事件(通称:大阪姉妹殺人事件)の被害者宅だったとのこと。被害者家族は、殺害された姉妹が幽霊として扱われていることに強い悲しみを抱き、松原に動画を削除するよう依頼したものの、現在まで動画は削除されていないといいます。

そこで、懲役太郎の元に相談が来たとのこと。懲役太郎は「毎日ご親族が泣いています」「自分の娘が幽霊、お化けにされてどう思いますか?」と訴えます。

YouTube

娘を“幽霊扱い”された遺族、削除依頼は無視?

懲役太郎は松原の地道な努力を認めつつ、家族が嫌がる動画を公開し続けるべきではないと主張。「私が勝手に言っているんじゃないです。(遺族に)お願いされたんです」といい、

オカルトや心霊が悪いとは言いません、まだ早いんじゃないですか?って言ってるの

実在する人じゃないですか。ここの物件ってわかるじゃないですか

お願いなので、これをスッと下げていただければ

と、動画を削除するよう求めました。

懲役太郎は、6日にも動画を公開。過去に遺族が松原本人や松竹芸能に削除依頼を出したものの、無視されたと明かしました。2021年12月には法的措置を示唆する連絡を送ったものの、進展はなかったそうです。

懲役太郎は「3年かかって何もない。昨日今日の話じゃない」「DM入れておりますよ? 松原さん。それに対して無回答ですか?」と追求。遺族は、再び松原本人に連絡を送り、

あなたが住んだ一軒目の話はもうしないでください。金銭を要求する気はありません。ただやめてください

と訴えているそうです。

コメント欄では、「普通にタニシさんの怪談をエンタメとして楽しんでいました。 まさかこんな事になっていたのは知りませんでした。 親族が嫌だと言うなら止めるべきですね」「怪談界隈はここの部分に慎重になるべき」「松原タニシ事故物件住みます芸人やって頑張ってるのは分かるけど配慮してほしい」といった声が寄せられています。

YouTube