ぼっち登山日和
白馬岳(栂池ロープウェイ)|坂の上の雲の遥かなる稜線。Silent hiking
- Video Type
- 一般
- Published at
- 2023年10月2日
- Views
- 6227回
- Likes
- 79
- データ確認日時
- 2026年6月6日 22:12
動画概要
-----まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている。
「小さな」といえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。
産業といえば農業しかなく、人材といえば三百年のあいだ読書階級であった旧士族しかなかった。
明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」というものを持った。
誰もが「国民」になった。
不慣れながら「国民」になった日本人たちは、日本史上の最初の体験者として、その新鮮さに昂揚した。-----
もうね。愛媛の生まれですからね~。
司馬遼さんの『坂の上の雲』の冒頭ですよね~。
ドラマ『坂の上の雲』のエンディングで使われた映像、それが今回の山行途上にある小蓮華岳への稜線だって知っていましたか?
夏の初め、3連休の初日ですから、白馬大池のテント場はもうネット予約不可で、
「のこりわずか要電話」の文字に誘われるかのように電話をかけて、
「1名1張なんですけど」「大丈夫ですよ」「良かった~!」「それで、料金は4,000円です」というあまりの高額に、目が飛び出したけれど...
「じゃ止めます」とは言えなかった昼下がりでした。
そのあと、頂上山荘のテン場も予約して、そちらは3,000円なのを見て、これを良心的とすら感じ、感覚がおかしくなりました。
テントのお金は、お水とし尿処理にかかる費用と承知しておりますので必要経費とは思いますが、昨今の世の中の価格高騰はすさまじく、あがらないのは私の給料ばかりなり...。
それで今回の3連休。
金曜の夜行バスで栂池ロープウェイに向かいました。
一日目は、白馬大池で幕営、二日目は、白馬頂上山荘で幕営、そして三日目は大雪渓を下りて猿倉へいくルートにするつもりでした。
ところが、大雪渓が、今夏の陽気で融雪甚だしく、8/27をもって通行禁止となってしまいました。
それで、ルートを変える必要があったのですが、テント場の予約とかキャンセルとかが煩わしく、もう当初のままで、最終日は同じルートをピストンすればいっか、と向かいました。
いやー、まー、ピストンするんだったら、大池にテント残して、身軽にアタックしても
良かったんですよ。
無駄に重い荷物背負って修行した気がする...。
期待に胸を膨らませた小蓮華への稜線も、
「登ってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、
それのみを見つめて坂を登ってゆくであろう」
という輝いた感じもなく、サラ・ブライトマンは息切れで歌えず、
ただただザックが重いことしか考えられなかった(笑)
それにしても、日本を代表する美しき山です。
もうね...全部きれい。
いつもは、樹林帯の中をごそごそ動きまくって、小さな美をみつけては小さな喜びを感じるという山行ですが、圧倒的迫力とどこを切り取ってもキレイ!!!しかない景色です。
北アルプスの山々は、なにか...どこか孤高な感じがしますね。
断崖絶壁の山肌や、視界一杯に広がる雲海...。
そこは、人の世界ではなく、神の領域だと思います。
今回の山旅で、もっとも嬉しかったのは、雷鳥坂で雷鳥ファミリーとともに、朝日の昇る瞬間を迎えたことでした。
雄、雌、雛たちと一緒に。
闇から光へと移り変わる自然の壮大な吐息に立ち会いました。
ハイマツの繁みはまだ白々とした闇に包まれているけれど、東の空は徐々に赤く染まっていきます。
それを映す白馬大池の湖面の静けさ。
太陽が大地から現れる瞬間、私は雷鳥たちと、ただ静かに立っていました。
この美しさに包まれた世界。
雷鳥の翼音と、陽のあたたかさ。
自然の神秘が紡ぐ奇跡的な瞬間に、大好きな雷鳥と私と...
ただそれだけしかいない世界で、
美しさと静謐さに
涙がこぼれそうでした。
撮影日:9月16日(土)・17日(日)・18日(月)
<追記>
金曜の夜にコンビニで買い物していたら、ドライシャンプーシートが目に留まりました。3日も山にいるので、ものは試しと購入してみました。
スース―することでなんとなく清涼感が得られる、というようなものかなと思っていたのですけど、なかなかどうして!
頭がサラサラで痒くない!びっくりです。
必携アイテムとします。
「小さな」といえば、明治初年の日本ほど小さな国はなかったであろう。
産業といえば農業しかなく、人材といえば三百年のあいだ読書階級であった旧士族しかなかった。
明治維新によって日本人は初めて近代的な「国家」というものを持った。
誰もが「国民」になった。
不慣れながら「国民」になった日本人たちは、日本史上の最初の体験者として、その新鮮さに昂揚した。-----
もうね。愛媛の生まれですからね~。
司馬遼さんの『坂の上の雲』の冒頭ですよね~。
ドラマ『坂の上の雲』のエンディングで使われた映像、それが今回の山行途上にある小蓮華岳への稜線だって知っていましたか?
夏の初め、3連休の初日ですから、白馬大池のテント場はもうネット予約不可で、
「のこりわずか要電話」の文字に誘われるかのように電話をかけて、
「1名1張なんですけど」「大丈夫ですよ」「良かった~!」「それで、料金は4,000円です」というあまりの高額に、目が飛び出したけれど...
「じゃ止めます」とは言えなかった昼下がりでした。
そのあと、頂上山荘のテン場も予約して、そちらは3,000円なのを見て、これを良心的とすら感じ、感覚がおかしくなりました。
テントのお金は、お水とし尿処理にかかる費用と承知しておりますので必要経費とは思いますが、昨今の世の中の価格高騰はすさまじく、あがらないのは私の給料ばかりなり...。
それで今回の3連休。
金曜の夜行バスで栂池ロープウェイに向かいました。
一日目は、白馬大池で幕営、二日目は、白馬頂上山荘で幕営、そして三日目は大雪渓を下りて猿倉へいくルートにするつもりでした。
ところが、大雪渓が、今夏の陽気で融雪甚だしく、8/27をもって通行禁止となってしまいました。
それで、ルートを変える必要があったのですが、テント場の予約とかキャンセルとかが煩わしく、もう当初のままで、最終日は同じルートをピストンすればいっか、と向かいました。
いやー、まー、ピストンするんだったら、大池にテント残して、身軽にアタックしても
良かったんですよ。
無駄に重い荷物背負って修行した気がする...。
期待に胸を膨らませた小蓮華への稜線も、
「登ってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲が輝いているとすれば、
それのみを見つめて坂を登ってゆくであろう」
という輝いた感じもなく、サラ・ブライトマンは息切れで歌えず、
ただただザックが重いことしか考えられなかった(笑)
それにしても、日本を代表する美しき山です。
もうね...全部きれい。
いつもは、樹林帯の中をごそごそ動きまくって、小さな美をみつけては小さな喜びを感じるという山行ですが、圧倒的迫力とどこを切り取ってもキレイ!!!しかない景色です。
北アルプスの山々は、なにか...どこか孤高な感じがしますね。
断崖絶壁の山肌や、視界一杯に広がる雲海...。
そこは、人の世界ではなく、神の領域だと思います。
今回の山旅で、もっとも嬉しかったのは、雷鳥坂で雷鳥ファミリーとともに、朝日の昇る瞬間を迎えたことでした。
雄、雌、雛たちと一緒に。
闇から光へと移り変わる自然の壮大な吐息に立ち会いました。
ハイマツの繁みはまだ白々とした闇に包まれているけれど、東の空は徐々に赤く染まっていきます。
それを映す白馬大池の湖面の静けさ。
太陽が大地から現れる瞬間、私は雷鳥たちと、ただ静かに立っていました。
この美しさに包まれた世界。
雷鳥の翼音と、陽のあたたかさ。
自然の神秘が紡ぐ奇跡的な瞬間に、大好きな雷鳥と私と...
ただそれだけしかいない世界で、
美しさと静謐さに
涙がこぼれそうでした。
撮影日:9月16日(土)・17日(日)・18日(月)
<追記>
金曜の夜にコンビニで買い物していたら、ドライシャンプーシートが目に留まりました。3日も山にいるので、ものは試しと購入してみました。
スース―することでなんとなく清涼感が得られる、というようなものかなと思っていたのですけど、なかなかどうして!
頭がサラサラで痒くない!びっくりです。
必携アイテムとします。
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